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2023年10月21日

長谷川真希先生、加賀象嵌をぐっと引き寄せる

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本日(令和5年10月21日)は
加賀象嵌ジュエリー作家 長谷川真希 先生をお迎えしての
今年度5回目の講演会です。
(先生は、加賀象嵌技法を中心にジュエリーを制作する
「希らら」を設立、運営されています。)
 
長谷川先生の講演は、当講演会としては初めてです。
ですが本当のところは、昨年の7月16日に
「わかりやすい加賀象嵌」と題しての講演を頂く予定でした。
 
ところが、その頃は新型コロナが勢いを増していた時期でもあり、
長谷川先生と相談して昨年度としては中止とさせて
頂きました。その相談のさなか、(そのとき先生には交流館に来て頂いて
いました。)先生は、かつてここでご自分の作品を展示したことが
あった、と述懐されました。
私(筆者)が、ここの係員となる前の話です。知りませんでした。
 
先生には、「尾張町」は、以前からたいへんお世話なっていたのですね。
 
1年3カ月待っての、待ちに待った長谷川先生の講演です。
テーマは勿論「わかりやすい加賀象嵌」です。
 
一時間半はあっという間でした。
先生がご持参頂いた数々の作品をまじかに、しかも手に取って
拝見できたり、松脂、松煙から出来た、地金を固定するための土台を
お持ち下さって、それを使っての彫金の実演まで見せて頂き
当講演会ならではの良さを実感させて頂きました。
 
この彫金は参加者も体験させてもらい、皆、象嵌というものが
すごく身近になりました。
 
さらには、長谷川先生から「食とアートの交流展」(銀を入れる象嵌体験
をしてネックレスを作る、というイベント。長谷川先生が講師)の
ご紹介を頂き、参加者の何人かはその場で早速申し込みをする、といった
皆の象嵌への理解がたいへん深まり、熱のこもった講演会となりました。
 
先生のプロフィール紹介、加賀象嵌の歴史、金属工芸の種類、
色金(いろがね)を用いる、金沢ならではの特徴、を講義頂き
まず、象嵌の世界へといざなって頂きました。
 
さらには、着色の技法、金属の埋込み技法、へと講義は進展し、
彫金の実演となった次第です。
 
まさに「わかりやすい加賀象嵌」というテーマにふさわしい講演でした。
 
お持ち頂いた、先生の数々の受賞作品群は、いずれもがカッコよく
美しく、凛とした品格を包蔵していました。
先生の作品群は、
誰の目から見ても素晴らしさを感じ取られるものでしたし、誰にも憧れを
抱かせるものでしたし、そして、作り手の長谷川先生の、お人柄の
素晴らしさをも偲ばせるパワーをも宿していました。
 
伝統ある加賀象嵌を基点にして、長らくずっと研鑽に打ち込まれ、
斯界での数々の受賞をされ、ジュエリー作家としての地位を確立された
長谷川真希先生が、そのジュエリー作品群の醸し出す美の永続性に
負けぬ永続性をもって、今後ますますご活躍なされることを願う心持ちに
させられた講演会でした。
 
長谷川真希先生、本日は楽しい一日を体験させて頂き、
有難うございました。
 
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