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2016年3月12日

金沢に移住します、というお話

庭(280124

今年の1月24日の、当館の坪庭の様子。雪が少なくなった最近ではあるが金沢らしい

 

 

 

北陸新幹線が開業して一年が経過した。海外の方も含めて観光目的の 来沢の方が大幅に増えた。名所旧跡、人気スポットは活況を呈している反面、 雑踏と化し、静寂な城下町の佇まいを少しそこねているような場面にも 出くわす。 でも全体として賑わいがもたらされていることは、その逆の場合と比し良いことである。 問題点は皆が知恵を出し合って直してゆき、街の魅力を継続的に高めて行けばよい。

 

「金沢は初めてなんですけど いいところですよね」とか「きれいな街で、人が皆親切で・・・」とか 「ホントに好いところ・・・また来たいです」などの褒め言葉をこの一年よく聞いた。 「・・・カナザワ ラブリー・・・ ( Kanazawa lovely ) 」とか「「・・・ very beautiful・・・」などの 外国の方の賛辞もよく耳にする。

 

この「また来たいですね~」が「金沢に移り住みたいね~」に昂じた(嬉しいことを仰って下さった)方に 本日(3月11日)お会いした。

 

金沢に移り住むいきさつにはいろいろある。一番多いのは転勤、金沢の大学への入学というパターン。 これらの場合は、いずれはまた去って行かれるのであるが・・・。

 

転勤で金沢に来られた方の中で印象的な方がいらっしゃる。 昨年4月 金沢に転勤して来られて、当館企画の、歴史・伝統文化の各種講演会に積極的に参加されたJさんという女性。 とても知的でステキでかっこいいJさん。持ち前の好奇心、行動力で、金沢の百万石文化のほぼすべてを吸収・会得された 感がある。いずれはまた転勤で金沢をあとにされるのであろうが、金沢の良さを大いに喧伝してほしい。

 

もう一人、息子さんが金沢に転勤して来ておられて、年に何度か息子さんを訪ねて来られ金沢を満喫されている、 とってもお話上手なSさん(女性)。 Sさんは、金沢がいたく気に入られて金沢に移り住む計画を立てておられる模様。是非金沢に移り住んでほしい。

 

次いで、お仕事をリタイアされて生まれ故郷の金沢に戻って来られるパターン。 当館にしばしばおいでになる尾山町のHさん(男性)。リタイア後、東京~神奈川から金沢にユーターンされた。 瀟洒で、知的で、ジェントルマンのHさんは金沢の品位を大いに上げている。

 

金沢にユーターンすべく計画されていたが、ご家庭の事情でユーターンを断念されたのが東京のSさん(男性)。 それを聞いて私も残念だった。(Sさんは、当ブログの、2014年10月5日の記事にご登場頂いた。とても洒脱で、豪快で それでいて繊細で、得難い人)。

 

リタイアというわけではないが、神奈川から金沢に来られたMさん(2015年2月5日の記事に「松田橙子」さんという ペンネームでご登場いただいた)。 MさんはWebで金沢の各所の魅力、情緒、を軽快かつ温かさのこもった文章で伝えておられます。

(「松田橙子」で検索してください。トラベルjpナビゲーター・松田 橙子さんのページに行けます。楽しいブログですよ)

MさんもJさんのように行動的で、知的で、かっこいい方。MさんもJさんも私にとって憧れの対象。

 

転勤ではなく、仕事を求めて来られたのが、和歌山出身の、うら若き、ステキなMさん(女性)。 3年前の秋口に初めて当館に来られて、就職試験(松任の会社)のために来たと伺った。 当時は京都の大学生。その、試験を受けた会社には縁が無かったが、金沢には縁があったのか その年の暮れ近く、また来沢され、その時も就職試験と伺った。 H学院高校の先生の職。翌年春、来館いただいて見事合格と伺って私も嬉しかった。 その年の暮れにも来ていただいて学校での活躍ぶりの一端を伺った。今も頑張っておられることと思う。

 

さて話は今日の本題に戻ります。 この「また来たいですね~」が「金沢に移り住みたいね~」に昂じたのはA(女性)さん。 埼玉から来られた、これまた若くて、活発で、行動的でかっこいいAさん。 何年か前、友達と21世紀美術館に来て以来、金沢にはまり、今、金沢への移住を決めたと仰っていた。

頂いた名刺には、可愛らしい顔写真入りで「 大好き、金沢。埼玉・東京から、移住することにしました。 」と その決意のほどが述べられている。全くもってワンダフル !!!

Aさんの「金沢人」への仲間入りが待ち遠しい !!!

 

向かい(280226

今年2月26日の当館前のお宅を望む夕方近くの光景。群れをなして舞い落ちる雪だが、淡雪のゆえ春間近の風情を漂わせている。

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