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2018年11月18日

歴史と伝統文化講演会 ー 「 北前船と全国市場 」

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今年度で第5回目の実施となる尾張町商店街「歴史と伝統文化講演会」の、平成30年度第6回目(今年度は全部で10回シリーズ)の(「 北前船と全国市場 」~ 北前船がもたらした加賀藩、石川県への貢献及び経済効果 ~ )と題した講演会は11月17日(土) 安藤 竜 氏 (金沢歴活 代表)を講師にお招きし、多数の方の参加のもと、盛大に開催されました。

 

安藤さんは、昨年9月16日に「江戸時代の近江町市場と尾張町」と題した講演をされ、参加者の皆さんから大好評を博したのが記憶に新しいところです。

 

安藤さんの主宰する歴史文化コミュニティ・「金沢歴活」のホームページを訪れると このようなテーマが目に飛び込んで来ます。

「歴史を通じて未来の生き方を変える」

「歴史を通じて人・企業・地域を活性化する」

「歴史を知ればなんでもない場所がかけがえのない場所になる」

「歴史と文化は世の中を変える武器になる」

 

いずれも含蓄に富んだ深い言葉ですね。

 

こうした歴史観、歴史研究の有用性といったものが安藤さんの講演の底流に流れているのが 伺えるのです。

 

また、安藤さんの講演は、テーマを語るに際しての、史実の分類、分析に関するその正確・精緻さゆえ、 もはや講義といったほうが良いのかもしれません。

 

本日の演題の「北前船と全国市場」は安藤さんの歴史知識の、ほんの「ONE  OF  THEM」といったところでしょうか。

そして、知識を「個別具体的知識」と「幅広く全体を俯瞰する知識」との対応に置き換えさせて頂ければ、( 前者をONEとし 後者をTHEMとすれば )安藤さんの講演には、個別の、全体における位置関係、全体に対する影響度合い、といったものが 常に示されていて、聴衆は迷子にならずに、安心して聞いておられるのです。

 

だから安藤さんの講演は聴きおわった後、いつも頭の中がすっきりするのです。

 

本日もそのような展開でした。

 

今回、提示されたレジュメは、いつもながらの安藤さん一流の分類にかかるもので、分類内容の多岐さ、その簡明さ、 各分類間のつながりの巧みさ、等々の工夫で、我々聴衆の理解を大いに容易にさせてくれました。

 

殆どの人は、聴きおわって、今回のテーマに関する疑問点がすっきり氷解したことでしょう。

 

私(筆者)においては、北前船の乗組員達が、単なる荒くれ男達ではなく、航海術をよく心得ていて、計算に明るく、商才に富み、 いわばスーパーエリート達であった、ということが驚きでした。

ああ、だから「北前船主」達が、銀行業、保険業などをたくさん創業したんだなぁ、といった由縁が感慨を伴って分かった次第です。

 

安藤さんが、益々ビッグになられ、当講演会の講師としてまたご登壇されることを切に希望する次第です。

 

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次回は、12月15日(土)「金沢の町名の由来と武士(藩士)の家格 」(講師:石川郷土史学会 常任幹事 加納 嘉津政さん) です。

加納さんは長らく 石川県の高校における歴史教育に携わって来られた方です。

加納先生の、歴史学攻究を通して培われた豊富な知識・人生観が場合によっては表題のテーマを超えて展開するかもしれません。

乞うご期待 !!!

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